AVアンプ
PS7200/KAI シリーズ
生産完了モデル
すべてのオーディオ・フォーマットに対応する
高音質・マルチチャンネル・アンプ!
PS7200/KAI |
PS7200/Special |
学習機能付き多機能リモコンが付属。 TVやDVDなどのリモコンを ひとまとめにすることができます。 単品定価(税別) \12,800 |
※御購入前に了解してください!
PS7200は、DSP回路の仕様により、デジタル入力でCDを演奏しているときに「曲の頭で音切れ」が発生することがあります。
これは、入力された「デジタル信号」が切り替わるとき、判別が行われる一瞬の間音が途切れるためです。
DVDをご覧になる場合には、全く問題がありませんが、海外のスタジオで収録されたCDソフトやLIVE録音盤などでは、曲も変わり目に音が、と切れることがあります。(このようなディスクでは、トラックが変わるとき、CDのTIME表示が[−/マイナス]になります)
そのようなディスクの演奏は、アナログ入力でお願いいたします。
商品名 | 発売時定価(税別) | バージョンアップ | PS7200/Special | \250,000 |
X |
PS7200/KAI | \150,000 |
X |
>>お客様の声をみる |
---|
特徴
- 192KHz/24BitフルスペックのDACを搭載
- ドルビーデジタル・dts・AAC・プロロジックUなど、ほとんどのサラウンドの最大6.1chのフォーマットに対応
- 7chの外部入力・7chのプリアウトを装備
- ピュアオーディオ製品にひけを取らない高音質を実現
AVアンプではなく、サウンドセンター
オーディオという文化、「ステレオで音楽を聞く喜びをもっと広く知って欲しい」という私達の願いとは裏腹に、音質よりも簡便性が重視される傾向が強まる中、1997年に誕生した、逸品館のオリジナルブランド「AIRBOW」は、CDというフォーマットの中で、革新的な高音質を実現し、また、他メーカーにない「小型軽量」、「最新テクノロジーの採用」という、斬新なコンセプトが話題となり、現在では、小規模ではありながら、老舗のオーディオ専門メーカーに肩を並べるほどの、高音質ブランドというイメージを確立するに至りました。
この成功に慢心することなく、最新のテクノロジーを駆使して回路の集積率を高め、価格を抑えながら音質を向上させるというAIRBOW独自の技術を、お客様の利便性向上のために、さらに役立てようと考えたとき、新たなコンセプトが浮かびました。
近年、2Chの高級ステレオシステムを所有するお客様は、減少を続けています。今後もその傾向が強まることはあっても、逆行することはないと思います。
それは、いい音を聞くためには、専用ルームを要求したり、高価な機器をどんどん増やさなければならない、現在の肥大化したハイエンドのステレオのパッケージングを受け入れ難いと感じていらっしゃるお客様が、少なくないからではないのでしょうか?
そこで、もっと、簡単でコンパクトでありながら、現在のハイエンドステレオに勝るとも、劣らない音質のコンポがあれば、もっと手軽に、もっと身近にいい音を楽しんで頂けだろうと考えたのです。
CDプレーヤーとピュアオーディオ用アンプ、DVDプレーヤーとサラウンドアンプというように、バラバラになっているAV製品をひとつにまとめ、しかも高性能(高音質)なオーディオ機器があれば大変便利で、コストも安くつくはずなのです。
そして、CDのみならずDVDもビデオもTVも繋げて、すべてを高音質で楽しめるなら、現在の2Chステレオよりも遙かに、コストパフォーマンスに優れたオーディオ製品画を生み出せるはずです。
確かに、それは機能を単純化(専門化)し、装置を分ける(セパレート化する)方が、音質は向上するという業界全般の考え方とは逆行しますが、多機能低価格というコンセプトは、AVアンプの世界では当たり前になっています。
リーズナブルなAVアンプをベースにすれば、低価格で、現在考えられる2Chからマルチチャンネルのほとんどすべてのフォーマットに対応する、多機能なアンプを生み出せるのです。唯一の問題は、今まで音の良いAVアンプに巡り会わなかったことですが、遂にベースとして最適のAVアンプと出会うことが出来ました。
それは、マランツ社の製品です。マランツ社の製品は、AVアンプといえども、オーディオメーカーらしくまじめな作りで、回路も非常にしっかりしています。性能を考えると、販売価格は信じられないほど安いのです。
優れた製品をさらにカスタマイズして生み出された「ピュアオーディオの音質水準に達した多機能アンプ」。これからは、AVアンプと呼ばず、親しみを持って「サウンドセンター」と呼んで欲しいと思います。
PS7200/KAIの機能
最新サラウンド・フォーマットに対応
- ドルビーサラウンドEXやDTS-ESソフトに対応する「6.1chモード」及び、6chパワーアンプ内蔵
- BSデジタル放送に対応するMPEG2 AACデコーダー搭載
- 最新マトリクス・フォーマット「ドルビー・プロロジックII」(ムービー/ミュージック/エミュレート・プロロジック)
- 2Chソースを5.1Chに変換する「サークル・サラウンドCS5.1」搭載
- 2本のスピーカーでサラウンドを楽しめる「ヴァーチャル・サラウンド」
- ライブなどの臨場感を高める「6chステレオ」搭載
充実の基本機能
- 温度安定性に優れたSAPパワーデバイスを使用した全チャンネル同一パワー&レスポンスのハイパワー・ディスクリート・アンプ
- ハイパフォーマンス&ハイパワーを支える大型電源トランス&大型ケミコン搭載
- マクロ機能付きLCD学習リモコン付属
クラスを超えた豊富な入出力端子群
- 充実のAVセレクター&アサイナブル・デジタル入力装備
- デジタル出力端子装備
- 全チャンネル・プリアウト端子装備
- スーパー・オーディオ対応6.1chダイレクト入力端子装備
- オン・スクリーン・ディスプレー採用
PS7200/KAIの特徴
PS7200/Kaiは、母体となったPS7200の優れた機能はそのままに、音質を大幅に改善したカスタマイズモデルです。カスタマイズの内容は次のようになっています。
熟練工でも、半日以上かかる入念な作業により、PS7200/Kaiは十分な改良を受け誕生します。
カスタマイズには、クライオ処理を施した、現時点でのARIBOWの最高の品質パーツを使用しました。
改造コストを少しでも低減すべく、50個以上のパーツの変更は一つずつ聴きながら確認し、ほとんど無駄のない最短の改良を行うなど、大変な手間がかけられています。
カスタマイズメニュー
- 電解コンデンサーの一部を変更、またはコンデンサーの機能を強化するために、オリジナル超高音質コンデンサーを使用してカスタマイズ
- 2Chとマルチチャンネルの音質を向上させるため、最も効果の高いフロント左右とセンターチャンネルの3Chのパワーアンプをカスタマイズ
- アナログ入力された2Chソースの音質を向上させるため、アナログ入力回路をカスタマイズ
- PS7200/Kaiをプリアンプとして使用したり、外部から入力されたマルチチャンネルのソースの音質を向上させるため、最も効果の高い、フロント左右とセンターチャンネルのボリュームバッファ及びプリアンプ回路をカスタマイズ
- デジタル入力されたソースの音質を大幅に向上させるため、システムクロック精度の向上を始め、デジタル入力3〜5の回路を大幅にカスタム。特に、効果の高いフロント左右とセンターチャンネルのアナログ回路もカスタム
- 交換された部品の総数は54個に及び、部品は最高音質品を使用
- 内部のコネクター部での音質ロスを低減するため、AIRBOW独自の超高音質接点導通改良剤を塗布
PS7200/KAIの音質
音質を言葉で説明するのは難しく、またそれが自ら手がけた「作品」となればなおさら、自分の子供を誉めるような恥ずかしさと、難しさがあります。
しかし、そういう前置きを抜きにしてもPS7200/Kaiの音質は、多機能アンプとしては、驚愕に値すると思います。
もちろん、音が良いと自負するだけでは単なる自己満足に終わりますから、製品を比較し、さらに音質を確認すべきです。
そこで、弊社のシアターにおいて私が現時点で最も気に入っている、AVアンプのデノンAVC-A1SE(定価40万円)と3機種のDVDプレーヤーを使って、デジタル入力の音質をCDとDVDをソースとして較べました。
その結果、PS7200/Kaiの高音質は決して思いこみではなく、その透明度の高さ、空間の広さ、セリフや楽器の音の生々しさなどでは問題なくAVC-A1SEを上回ることを確認できました。唯一の弱点は重低音がやや軽いことですが、それは、良質なプリアウトを利用して、強力なパワーアンプを追加することで解決します。
また、CDソフトの再生(デジタル入力)では、AIRBOWの伝統を踏襲し、アコースティックな楽器やボーカル、クラシックなどの表現力においては、従来のAVアンプの概念を完全に覆すばかりか、20〜30万円クラスのプリメインアンプと同価格帯のDAコンバーターのセットと同等、あるいは凌ぐほどピュアな高音質を達成していると感じました。
これだけDAコンバーターの音が良ければ、DVDプレーヤーのアナログ出力の音が悪いからといって、さらにCDプレーヤーを用意する必要はありません。すでにパイオニアなどから10万円を切る価格で発売されている、SACDとDVDオーディオなどの最新フォーマットのすべてに対応したDVDプレーヤーと組み合わせるだけで、すべてのオーディオ・フォーマットに対応したサウンド・センターが完成するのです。
しかし、実はその超高音質を実現できたのも、母体となったPS7200の設計の優秀さと入念さに負うところが大きいことは忘れてはいけません。 例えば、基板に直付けされた端子から入力されたデジタル信号は、ものの5pもしないうちに波形成形のICに入力され、そこから5pも離れていないDSP及び、DAコンバーターのICに直結されます。そこで、復調されたアナログ音声信号は、可能な限りの最短距離でVR調整とインピーダンス変換を行うバッファアンプ部に導かれます。パワーアンプへの信号入力には、音質の劣化を避けるため同軸ケーブルが使われています。
6Chのパワーアンプ基板では、各チャンネル間の混信を少しでも低減するため、フロント左右の信号を一番離れたアンプの回路に入力し、混信が問題となりにくいセンターチャンネルを中央にするなど、配慮が行き届いています。
削り出しの高価な端子を使っていても、劣悪なパソコン用の平行ケーブルを多用して音声信号を引き回している、某海外製品の高額製品の中身とは、その丁寧さはもちろん、音質にかける設計者の熱意がまるで違うのです。
母体のPS7200の内容は、本当に価格が申し訳ないくらい丁寧でまじめです。低価格帯の製品にこそ手を抜かない、マランツのメーカーとしての良心を強く感じました。
カスタマイズは、信号経路が短く、パーツ点数が少ないという長所を生かして、音質に影響を与えるほとんどのパーツを交換することで、「音の鮮度=繊細さと透明感」を極限まで向上させました。
カレン・カーペンターの澄み切った歌声が、どこまでも伸びやかに表現されるように、ポップスなどの標準的なソフトが最も楽しく聴けるような豊かでバランスの良い音質に仕上げました。
従来のAVアンプという概念では想像することさえ叶わない、その繊細さと透明度の高さ。良質な真空管アンプに通ずる、色気やしなやかさ、楽しめる音楽性を是非、あなたの耳で御確認ください。
PS7200/Special
AIRBOWのサウンド・センター思想をさらに完全なものにすべく、PS7200/Kaiでは、フロント左右とセンターの3Chだけであったカスタマイズを、さらにリア左右の2Chにも施し、完全なるマルチチャンネル対応の高音質アンプとしてPS7200/Kaiのスペシャルバージョンを用意しています。
(KAIよりのバージョンアップも承ります)
音質の核となるDAコンバーター/DSP回路へのカスタムは、完璧を期すために、この部分だけですでに40個近いパーツを変更、追加するなどその熱の入れ方は相当なものです。
ベースモデルと異なる部分は100カ所以上にも及び、超スペシャルなアンプに変貌しています。 ただし、この製品を作るには熟練工でも一日以上かかるため、価格もベースモデルの3倍以上と非常に高額になってしまうでしょう。しかし、その価格を納得できる音質に仕上がっていることを保証いたします。(逸品館・受注生産品)
仕様
実用最大出力(EIAJ6Ω) | フロント | 160Wx2 | センター | 160Wx1 | リア | 160Wx2 | リア・センター | 160Wx1 | 定格出力(20Hz-20kHz、8Ω) | フロント | 110Wx2 | センター | 110Wx1 | リア | 110Wx2 | リア・センター | 110Wx1 | DAコンバーター | L/R | 192kHz/24bit | C/SL/SR/SC | 96kHz/24bit | サラウンドモード | DTS、DolbyDigital、Dolby Pro-LogicU(ムービー/ミュージック)、Dolby Pro-Logic、6.1chサラウンド、6chステレオ、サークル・サラウンド、MPEG2 ACC、その他(シアター、ホール、スタジアム、チャーチ、バーチャル) | 入力端子 |
オーディオx4系統 ビデオx5系統 Sビデオx5系統 コンポーネント・ビデオx2系列 |
出力端子 | オーディオx2系統 ビデオx3系統 Sビデオx3系統 コンポーネント・ビデオx1系列 |
プリアウト | 6.1ch | ダイレクトインプット | 6.1ch | デジタル入力 |
光2系統 同軸3系統 |
デジタル出力 |
光1系統 同軸1系統 |
マルチルーム出力 | オーディオx1系統 ビデオx1系統 |
最大外型寸法(W:H:D) | 440x164x425mm | 質量 | 14.9kg |
---|