CD/SACDプレーヤー

SA15S2 Master

生産完了モデル

Master Playerの名に恥じない、大人の色気を持つCD/SACDプレーヤー


商品名 販売価格(税込) 試聴機貸出 バージョンアップ
SA15S2 Master
¥255,000
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初代のSA15S1/Masterとは、異なるサウンドを目差しました

AIRBOWカスタマイズモデルとしては始めて、marantz Premium Seriesの入門機“15Sシリーズ”をベースモデルとし2008年夏に発売を開始したのがSA15S1 Masterです。このモデルは、一聴して「すぐに分かる高音質(解像度感の高さ)」とAIRBOWのトップレンジにふさわしい「音楽性(心地よさ)」の両立の達成を目標としました。当然、その後継となるSA15S2 Masterにも、ぶれない方向のサウンドを与えたいと思いました。しかし、SA15はS1からS2に進化して音質が大きく変わっています。基盤や回路、ドライブメカニズムまで一新され、新機能も加えられたS2は、S1と外観は同じでも中身は全く異なる製品だったのです。そこで当初の目標を変え、SA15S2 Masterは初代と切り離した、新たな音作りを実施することにしました。作業を繰り返し、相当な苦労の甲斐あってSA15S2 MasterはSA15S1 Masterでは到達しなかった、「音楽的な魅力溢れる」音質に生まれ変わったのです。
完成後、同じディスクをSA15S1 MasterとSA15S2 Masterで聞き比べました。SA15S1 Masterではクールで高解像度に聞こえたサウンドが、SA15S2 Masterでは「不思議な温かさ」と「滑らかさ」が宿ります。生演奏と比べると「オーディオが鳴っているという色づけ」を意識させられるサウンドですが、それが実によい雰囲気なのです。オーディオマニアは機器を選ぶとき、「方式(例えばトランジスターとか真空管、A級とかAB級とか)」などのスペックにこだわりますが、それは「その機器にしか出せない音が聞きたい」からではないでしょうか?SA15S2 Masterは、“そういうオーディオファンの夢を叶える魅力”に溢れています。
SA15S2 Masterで聴く演奏には、「生よりもほんの少し多い温かさと滑らかさ」が加わります。そのほんの少しの甘さが、JAZZボーカルをさらに「ソフトでムーディー」にします。弦楽や交響曲では、多重マイク録音による楽音の混濁感を緩和し、うるさくなりがちなストリングスに「滑らかさと厚み」を与えます。録音の悪いPOPSやROCKも、中域に厚みが出て聴きやすくなり「ノリとパワフルさ」がアップします。SA15S2 Masterの程よい「甘さ」と「中域の厚み」が、どんな音楽も「良い音・良い演奏」に変えてしまうのです。
しかし、すべての音に薄く均一な「甘美さ」と「温かさ」を与えるSA15S2 Masterは、音楽の表現を全く変えません。スピーカーから出る音を聞くだけで、スタインウェイのピアノはそれと分かりますし、ストラディ・バリウスとグァルネリ・デル・ジェスの音色やそれを奏でる奏者のタッチもきちんと描き分けます。音楽に「大人の色気」だけを与え「その内容を一切変えない」、それがSA15S2 Masterの本当の凄さです。そんな独特な魅力に溢れたSA15S2 Masterで秘蔵のディスクをすべて聞き直せば、きっと新たな音楽の世界が見つかるはずです。 SA15S2 Masterで新たに設けられたデジタルフィルターのポジションの使い分けですが、通常は“Filter-1”をお使い下さい。音楽がムーディーに再現されるSA15S2 Masterの特徴が最大に発揮されます。“Filter-2”はそれよりシャープでアキュレートな現代的音質です。音楽を少ない色づけで聞きたいときにお使い下さい。リアパネルに新設された「TOSリンクデジタル入力」を使えば、SA15S2 MasterはDACとして機能します。

主な仕様

オーディオ出力 RCA(アンバランス)2.1Vrms(ステレオ)
デジタル出力 RCA同軸出力 75Ω/0.5Vp-p
TOSリンク出力-19dBm
D/Aコンバージョン 1Bit DSD / 16bit リニアPCM
サンプリング周波数 CD/44.1KHz ・ SACD/2.8244MHz
消費電力 20W
寸法/重量 440(W)×123(H)×419(D)o 13.5s
仕上げ ゴールドのみ

ベースモデルの詳細は、こちらをご覧くださいませ。


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