ユニバーサルプレーヤー
DV12S2/Special Mark2
生産完了モデル
最高の音質と画質を目差した本物志向のユニバーサルプレーヤー
仕上げはゴールドとシルバー
注)このモデルのコンポジット/S端子の映像出力は、各部に加えた「改造」により「同期信号の乱れ」が無改造品よりもやや大きくなっています。お使いのTVの年式が古いなど、TVとの相性が悪い場合には「画像が乱れる/画像が白黒になる」などの問題が発生する場合がございます。コンポーネント出力/D端子出力/DVI−D出力には、問題はございません(ノーマルよりも画質は大きく向上しています)ので、出来るだけ「コンポーネント入力端子の装備されているTVやプロジェクターをお使い下さいますよう」お願い申し上げます。
商品名 | 定価 (税別) |
バージョンアップ | DV12S2/Special Mark2 | \380,000 |
X |
>>消費電力の詳細 >>お客様の声をみる >>従来モデルと他のプレーヤーの性能を比較 |
---|
- DV12S2の旧製品、またはノーマル製品からのバージョンアップはこちらをご覧ください。
- 「試聴機貸出」が「○」の場合、クリックすると"試聴機貸出サービス"のページに進みます。
DV12S2/Specialの電源回路を重点的に改善
DV12/Specialのべースモデル、DV12S2の生産が完了からすでに3年が過ぎ、新しい製品が次々と発売されています。DVDプレーヤーで3年落ちというとずいぶん古く、性能が劣って感じられるかもしれません。しかし、意外や意外!その中身は映像ボードを除き、最新モデルとほとんど変わらず、新製品との違いは映像回路だけで、電源回路、音声回路、デジタル回路、そしてピックアップメカニズムまでほぼ同じと僅かなものでしかありません。逆にコストダウンされた新製品に比べ、当時のフラッグシップとして40万円近い価格で作られたDV12S2には、無酸素銅巻き線の特注電源トランスを始めとし、高価なオーディオグレードのパーツが大量に採用されています。
発売はちょっと古くても中身は最新モデルよりも優れ、ベースモデルとしての音も良いDV12S2を徹底的にカスタマイズして生み出したDV12S2/SpecialをさらにブラッシュアップしたMark2は、DVDプレーヤーとしての音質を極め、同価格のピュア2chCD/SACDを越えるほどの音をDVDビデオから再現します。
。
特徴
マイナーチェンジ以前のDV12S2/Specialは、その発表会で当時最高峰のDVDプレーヤーEsoteric UX1(120万円)との比較試聴を行い、実施したアンケートで画質・音質面でUX1を凌ぐという高い結果が得られました。遙かに高額な高級機をも凌ぐほどの躍動感や、エネルギー感の大きさはDV12S2に搭載されている「インバーター電源」の瞬時電源供給能力の高さによるものです。しかし、市販されているDVDプレーヤーに搭載されているインバーター電源回路は、ノイズの低減処置が十分でなく、その本来の良さを発揮できないばかりか、通常電源を搭載したCD/SACDプレーヤーと比較して音質は大きく劣っています。DV12S2のカスタマイズでは、このインバーター電源のノイズを独自の技術と超高性能コンデンサーの採用で取り除くことに成功しています。
その音質はDVDプレーヤーにもかかわらずシルクのように滑らかで、ザラザラしたノイズ感がまったく感じられません。エネルギー感も抜群で、思わず膝を乗り出しそうになるほど躍動的に音楽を再現します。このようにCD/SACD/DVDビデオ/オーディオなどのあらゆるディスクから「高音質」を取り出せる本機ですが、普段最もお聴きになる頻度の高い「CD」と「DVDビデオ」の音質の改善には特に力を注ぎました。DV12S2/Specialなら、CDよりも音質が劣るとされている「ドルビーデジタル」録音のDVDビデオですら、では下手なCDを軽く上回る程の音質で再現されます。CDからもSACDと変わらぬほどのきめ細やかで透明度が高く、レンジの広い音質が得られます。
電源からのノイズから解放された結果、その画質も旧型の映像ボードを搭載しているとは信じられないほど、きめ細やかで美しく仕上がっています。DV12S2/Specialの再生する映像は、フィルムのように透明で鮮やか、動きも格段に滑らか、音の良さと相まって映画の感動を余すところなく伝えます。
今回のマイナーチェンジはUX1SE/Piの開発で培った最新の技術を生かし、電源部分とDAC回路や音声増幅回路を一弾とブラッシュアップしています。その結果、Mark2への進化でその性能は、従来比150%以上(製作者の感覚です)という大幅なアップが実現しています。さらにUX1SE/Pi同様、あらゆる音質に対して非常に寛容なその性格は、ディスクの録音(収録)状況にかかわらず収録された「喜怒哀楽」をめいっぱい引き出し、感動をリスナーのハートにダイレクトに伝えます。
従来モデルのコンセプト
SACDやDVDオーディオ/ビデオなどの新しいメディアの「音楽ソフト」が続々と発売されています。それらはCDよりも音質が優れ、ステレオ(2ch)だけではなく、サラウンド(5.1ch)にも対応するなど、今までにない「新しい魅力」に溢れています。しかし、これらのメディアにフルに対応するユニバーサルプレーヤーは、そのベースが「DVDプレーヤー」であるためか未だに「ピュアオーディオ用高級CDプレーヤー」と同等の「音楽性」や「趣味性」を満たせる製品は少ないようです。
そこで「CDの音質が同価格のピュアオーディオと同等以上であること」・「SACD/DVDオーディオ/DVDビデオの音質は確実に同価格帯のCD専用機を遙かに上回ること」を目標に、標準価格が30万円クラスのユニバーサルプレーヤーは最も「音質」・「画質」に優れる「marantz/DV12S2」を母体とし「音質」のみならず「画質」にも徹底的なカスタマイズを行って誕生した「ピュアオーディオに十分通用する音質のユニバーサルプレーヤー」が「DV12S2/Special」です。
従来モデルの特徴
SACDやDVDオーディオ等のソフトが聴けても、普段最もお聴きになる頻度の高い「CD」と「DVDビデオ」の音質が芳しくなければ折角の投資が台無しです。そこでDV12/Specialでは、ベースモデルでは「やや軽く」・「希薄なイメージ」があったCDとDVDビデオの音質を「ピュアオーディオ用高級CD専用機を凌駕するより高いクオリティー」に仕上げることから着手しました。結果は大成功!CDからSACDやDVDオーディオに匹敵するほどの細やかで透明度と明瞭度の高いとてもクリアなサウンドを取り出すことができました。更に、中域の密度感と低域の厚み・量感・伸びやかさは、従来のCDプレーヤーを「大きく凌駕」し、まるで「サブウーファーを追加したのでは!?」と感じられるほどの「素晴らしい低域の表現」が実現するほど優れています。
また、従来のAIRBOWの高級モデルでは「J−POPやROCKなどの録音状態の良くないディスク」では、その「欠点を露呈し良い演奏・良い録音でなければ音楽を楽しめなくなる」という傾向がありましたが、DV12S2/Specialは違います。あらゆる録音に対して「非常に寛容」に仕上がっています。DV12S2/Specialは、「音楽の持つ楽しさ」・「明るさ」・「優しさ」を前面に出し「苦しさ」・「暗さ」・「冷たさ」は、あくまでもそれらを引き立てる「しっかりした脇役」として再現し、音楽家が「どのように演奏した」かではなく「どのように演奏したかった」、あるいは「何を伝えたかったのか」をリスナーのハートにダイレクトに伝えるのです。
その傾向は「映画ソフト」でもまったく同じです。「映画の台詞」など「音の骨格となる部分の表現」が従来のDVDプレーヤーとは画期的に異なり、映像を見なくても何が起こっているか手に取るようにわかる」ほどの「実在感」が実現します。戦争のシーンや恐ろしい場面では、思わず目を背けたくなるほど「リアリティーの高い音質」・「まるで現場を直接見ている」と感じさせるほど緻密で、色彩の豊富な画質と相まって「映画の表現力」を最大限に引き出します。
主な仕様
再生可能ディスク | SACD(2ch、MULTI)/DVD-V/DVD-A/CD/ビデオCD/DVD-R/DVD-RW/MP3ファイル | アナログ出力 | マルチチャンネル出力/1系統2ch出力/1系統 | デジタル出力 | 同軸(RCA)・光(TOS)/各1系統 | 映像出力 | コンポジット・S1/S2・コンポーネントD1/D2・DVI−D | プログレッシブ | 動き適応型補間/2-3プルダウン方式 | 映像DAコンバーター | 216MHz/12Bit | 信号方式 | JEITA標準 NTSCカラー方式/PAL方式 | 画質調整機能 | YNR、CNR,MNR、BNR /シャープネスHigh、シャープネスLow /ディディール、白レベル、黒レベル 黒セットアップ、ガンマ /色あい、色の濃さ,クロマディレイ | 水平改造度 | 540本 | 電源 | AC100V・50/60Hz | 消費電力 | 26W(電気用品安全法)待機電力:0.65W | 本体寸法 | 458×110×393o | 重量 | 12.1s |
---|