ユニバーサルプレーヤー
DV9500/KAI/Mark2シリーズ
生産完了モデル
ピュアオーディオ製品に匹敵する
滑らかなサウンドと瑞々しい高画質を実現!
DV9500/Special-Mark2
DV9500/KAI-Mark2
商品名 | 定価 (税別) |
DV9500/Special-Mark2 | \250,000 |
DV9500/KAI/Mark2 | \170,000 |
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DV9500/KAI/Mark2シリーズのコンセプト
ユニバーサルプレーヤーに採用される「スイッチング(インバーター)電源」は、盛大な高周波ノイズを発生し音質画質を損ねます。その悪影響の大きさは、スイッチング電源を搭載しないユニバーサルプレーヤー、UX−1SEの製作で確実となりました。そこでDV9500に搭載される「スイッチング電源」部の徹底的なカスタマイズにより有害なノイズを徹底的に排除することと、各部のさらなるファインカスタムを目的に開発を行いました。
DV9500/KAI/Mark2シリーズの特徴
UX−1SEの開発で得られたノウハウを生かして、DV9500電源回路の再カスタマイズを行ったところ、コストの上昇に見合う以上の大幅な画質、音質改善効果が得られることが判明しました。KAIのMark2化は、電源のみの改良によるものですが、従来のSpecialモデルに匹敵するほど音質は大幅に向上しています。Specialモデルに関しては、電源ノイズを大幅に低減し、音声回路もそれに合わせ再チューニングを行い、うことで従来とはまったく別物と言えるほど大幅な音質の改善に成功しました。
KAIモデルは、きめ細かくユニバーサルプレーヤーとは思えないほどの高い解像度感に加え、ユニバーサルプレーヤーでは不足しがちな「中低音の厚みと表現力」を大幅に向上させ、ノイズ感のまったくないしっとりとして深く自然な「大人の肌触り」を感じさせる完璧な音質バランスを達成しています。映画や音楽、組み合わせるシステムを選ぶことなく「どなたがお聞きいただいても」良い音だと納得いただけるはずです。
Specialは、UX−1SEのように透明度が高く音が出た瞬間に体が音楽の世界に包み込まれるような「雰囲気の濃さ」を達成し、「CDがレコードに感じられる」ほど柔らかくニュアンスに富む音質に生まれ変わりました。スイッチを入れたが最後切ることが躊躇われるような、音が出た瞬間に体ごと音と映像の世界へ引き込まれてしまうような「麻薬的な音/世界」を実現しています。電源部の改良により、どちらのモデルも「画質」の透明度と「色彩」の鮮やかさが今まで以上に引き立つようになりました。
各モデルに加えたカスタマイズの違いについて
- アナログ/デジタル映像出力
→全モデル共通です。(ベースモデルの違いによりDV9600が最高画質) - デジタル音声出力
→全モデル共通です。 - アナログ音声出力
→SpecialがKaiを大きく上回ります。 - ヘッドホン音声出力
→Specialモデルのみ高音質化されています。
従来のDV9500/KAIシリーズのコンセプト
高級オーディオの分野では、いまだに「ユニバーサルプレーヤー」は「CD/SACD専用モデルよりも格下」と見られています。しかし、それは海外高級オーディオメーカーの多くが、まず「販売価格を決め」それに見合った「高額なパーツ」を探すという順序で製品のデザインを始めるため、単に「彼らが欲する、製品の販売価格に見合うだけの高額なCD/SACDコンパチ読み取りメカニズム」が入手不可能だという理由から生じた迷信でしかありません。たとえ、メカニズムがパソコンと共通であっても「ピュアオーディオに通用する音質のプレーヤー」は、作れます。DV9500では、ユニバーサルプレーヤーにありがちな輪郭の強調された「メリハリ調(ドンシャリ)の音」ではなく、強調感が少ないじわじわとその良さがわかるような「深みのある音」、ピュアオーディオシステムに組み込んでも十分に質感の高さが納得いただけるような「本格派のサウンド」を目差しました。
従来のDV9500/KAIシリーズの特徴
TVやデジタル画像でも輪郭を強調するとハッキリする反面、細かい部分がつぶれてしまうように、音も輪郭(高域)を強調しすぎると「深み」が失われ「音楽の内面」が伝わりにくくなってしまいます。特に音質の優れる「ピュアオーディオ機器」との組合せでは、わずかな音の輪郭の強調が全体のバランスを崩し、音質を大きく損ねます。
今回発売するDV9500/KAIでは、ピュアオーディオへの対応と、より本格的な(深みのある)ソフトの良さを十分に引き出すため、この「輪郭の強調」を完全に取り去った「非常に柔らかく滑らかな音」が出るように仕上げています。ベースモデルの「marantzらしさ」を十分に引き出し、緻密なチューニングを加えた「ウェルバランスのサウンド」は、オーディオファンに人気の高かったSA12S1/KAIに非常に近いものです。
映像も、それに合わせた「色彩が豊かで中間調の豊富な画質」に仕上げています。CG合成やシンセサイザーを多用する「現代的な映画」よりも、フィルムを使って丹念に撮影された時代の画像の良さを際だたせます。
今回、低価格の“KAI"と高額な“Special"の2モデルを発売しますが、両モデルとも「電源部の改良」により、ディスク読み取り精度が向上し、その結果がダイレクトに反映される「デジタル音声・映像出力の音質と画質」は、20万円〜30万円クラスのユニバーサルプレーヤーに匹敵、あるいはそれらを凌駕するほどに向上しています。特に「デジタル映像出力」の滑らかさ、色彩の濃さ、豊富さは、このクラスでは他に類を見ないほどです。このデジタル出力の音質・画質の良さは、“KAI"・“Special"共通で大きな差はありません。
デジタル出力に加え、コンポーネント、D1/D2アナログ映像出力がカスタマイズされた“KAI"は、AVアンプなどと組合せてDVDビデオやCDなどを中心にお使いになるお客様にお薦めです。
“Special"では、音声アナログ出力回路をさらに大幅にグレードアップ、CDの再生でも同価格帯のCD・SACD専用機に匹敵するほどのレベルに仕上げています。より帯域の広いSACDやDVDオーディオソフトを再生したときの差はCDよりも大きく、高額なピュアオーディオ専用モデルよりも良好な音質で音楽をお楽しみ頂けるでしょう。もちろん、その音の良さはDVDビデオの鑑賞(アナログ出力)でも生かされます。
それらのカスタムに加えて、S1/S2アナログ映像出力の高画質化(KAIはコンポーネント、D1/D2のみ)、ヘッドホン出力(ドルビーサラウンド機能搭載)の高音質化までも行った“Special"なら、ピュアオーディオにもホームシアターにも、どのような使い方をしていただいても、お客様の期待を裏切ることはありません。
主な仕様
再生可能ディスク | SACD(2ch、MULTI)/DVD-V/DVD-A/CD/SVCD/ビデオCD/DVD-R/DVD-RW(ビデオモード)/MP3/JPEGファイル | アナログ出力 | マルチチャンネル出力/1系統2ch出力/1系統(2ch出力は合計2系統) | デジタル出力 | 同軸(RCA)・光(TOS)/各1系統 | 映像出力 | コンポジット×2・S1/S2×1・コンポーネント×1(3RCA)、D1/D2×1・HDMI×1 | プログレッシブ | 動き適応型補間/2-3プルダウン方式 | 映像DAコンバーター | 216MHz/14Bit | 信号方式 | JEITA標準 NTSCカラー方式/PAL方式 | 画質調整機能 | シャープネスHigh/シャープネスLow、ディディール、ブライトネス、コントラスト、色合い、クロマレベル、クロマディレイ、ガンマ、黒セットアップ、リップシンク | 水平改造度 | 540本 | 電源 | AC100V・50/60Hz | 消費電力 | 29W・待機電力:0.4W | 本体寸法 | W440×H115×D384o | 重量 | 8.5s |
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