DVDプレーヤー
XV-A550/KAI
生産完了モデル
DLPプロジェクターとベストマッチする
透明度が高く深みのあるフィルムライクな画質のDVDプレーヤー
商品名 | 発売時定価(税別) | バージョンアップ | XV-A550/KAI | \68,000 |
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たとえば、プレイステーション2でDVDソフトをご覧になられたことはありますか?映画のはずなのに・・・まるでアニメーションを見ているような画質ではありませんでしたか?
たとえば、高性能なプロジェクターを購入したはずなのに・・・映画館で見るのとはまるで違う平面的で奥行きのない画質に疑問をもたれたことはありませんか?
たとえば、高画質の誉れ高い高性能なDVDプレーヤーを購入したのに・・・解像度ばかり高くて肝心の質感が伴わず、やっぱりデジタル臭い映像にがっかりしたことはありませんか?
今回発売する、XV−A550/KAIは、\68,000という低価格でそれらの問題を全てクリアーしたAIRBOWの自信作です。もうDVDがLDに較べて「透明度」・「彩度」・「質感」で劣ると言うことはありません。高価格なラインダブラーの助けなしに解像度が高く、BSアナログ放送やLDの高画質モードに劣る所のない高画質が実現します。
XV−A550の優れた特徴
徹底的な電源ノイズの低減
最近のAV機器、特に廉価なモデルには「スイッチング電源(インバーター電源)」が良く採用されています。スイッチング電源の長所は「小型」・「高出力」・「高効率」です。見えるものでは「携帯電話のアダプター」や「携帯パソコンのアダプター」などは、スイッチング電源の採用により驚くほど小型軽量になっています。しかし、このすばらしい電源にも「高周波ノイズが大きい」という短所があります。
ですから、スイッチング電源をAV機器に採用する場合には「高周波ノイズ対策」を十分講じなければ、画質や音質に「高周波ノイズ」が悪影響を及ぼし、電源の良さが発揮できないばかりか、従来の電源より悪いと言うことになりかねません。
「XV−A550/KAI」では、この「高周波ノイズ対策」をさらに強化した上で、「クリーンで強力な電源を回路に供給する」という目標を定めました。
ノイズ低減に最適なアースの確立
「ノイズの低減」は「ノイズを減らす=電源に強力なノイズフィルターを設置する方法」と「ノイズを発生場所に封じ込める=ノイズを素早くアースに落とす方法」のどちらかの方法しかありません。しかし、電源ラインに強力なフィルターを付けると、折角の電源供給能力が損なわれ、長所が発揮できなくなります。
そこでXV−A550/KAIでは、「ノイズを可能な限り発生源に封じ込める」ために、電源のアースラインをトライアンドエラーの繰り返しにより最適な経路に変更しています。
このアースラインの変更と電源コンデンサーの高性能化により、満足できる電源ノイズの封じ込めに成功した結果、電源ラインのフィルターを軽くしても「ローノイズ」を達成することができました。
一部のフィルターを除去したことで、オリジナルとは較べものにならないクリーンで強力な(瞬時電源供給能力に優れる)理想的な電源が完成しました。
映像信号と音声信号の劣化防止
電源を強力にするだけでなく、信号伝達経路のパーツもロスの少ないハイグレードなものに変更しています。
画質
ブロックノイズ感のない「非常に滑らかな動きの描写」と「奥行き感のある透明度の高い色再現性」が実現しています。女優の肌の質感、瞳の透明度、虹彩の質感・・・あらゆる部分で従来のDVDの画質を大きく凌駕しています。
特に、注目して頂きたいのは「動きの滑らかさ」です。旧来のDVDでは、「動きの早い場面」や「素早くズームやパンニングされた場面」でどうしても「動きがぎくしゃく」したり「まるで駒落ちのように画面がストロボモーションに感じられる」というような、問題点がありそれが「DVDのデジタル臭さ」を消しきれない原因となっていました。
しかし、XV−A550/KAIでは、強力でクリーンな電源により「映像の変化に対する追従度」が非常に高く「フィルムを見ているような滑らかさ」で画面が展開します。
これらの相乗効果により、ほんとうに自然に映画のシーンに意識が入り、まるで自分が主人公になったような錯覚を覚えるはずです。
組み合わせるディスプレイは、逸品館お薦めのDLPプロジェクターないしは、高画質CRT(SONYの業務用モニターやプロフィールプロなら申し分ありません)をお薦めします。
音質
電源の改良によりS/Nが非常に良くなっています。細かい音まで再現され、質感や表現力が伴います。
静かな場面やセリフの情感などの描写に優れますが、アクションシーンなどの「炸裂音」などの「メリハリ」はあまり強くありません。
音楽ソフトも「バラード系」のゆったりしたものは、非常に質感く艶っぽく再現されますが、「ロック系」のソフトはあまり得意ではありません。
音質に関しては、他のAIRBOW製品並みまで改善することはできませんでしたが、同価格帯のDVDは十分上回ります。
主な仕様
再生可能ディスク | DVD AUDIO / DVD VIDEO / VIDEO CD / CD-DA / DVD-R(ビデオモード)/MP3(CD-R/CD-RW )/JPEG(CD-R/CD-RW) | オーディオ特性 | 周波数特性 | 2Hz〜88kHz(DVD、サンプリング周波数192kHz) | 2Hz〜44kHz(DVD、サンプリング周波数96kHz) | 2Hz〜22kHz(DVD、サンプリング周波数48kHz) | 2Hz〜20kHz(CD、サンプリング周波数44.1kHz) | ダイナミックレンジ | 110dB以上(DVD 20/24bit) | 100dB以上(CD 16bit) | 全高調波歪率 | 0.0012%以下(DVD 20/24bit) | 0.0018%以下(CD 16bit) | ビデオ信号方式 | NTSCカラー方式 | 水平解像度 | 500本以上 | 出力端子 | オーディオ | アナログ(5.1ch) 1系統 | 光デジタル 1系統 | 同軸デジタル 1系統 | ビデオ | D2端子 1系統 | コンポーネント端子 1系統 | S端子 1系統 | コンポジット端子 1系統 | 電源 | AC100V 50/60Hz | 消費電力 | 14W(電源ON時)、1.8W(STANDBY時) | 最大外形寸法 | (W)435mm ×(H)55mm ×(D)258mm | 質量 | 2.4kg |
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お詫び
「CDが演奏できない」・「2層式DVDソフトがフリーズする」・「特定のDVDソフトが再生できない」という、予期せぬ動作不良が不良が立て続けに発生したため、しばらく発売を見合わせていましたが「いずれも改造により生じた問題ではなく、たまたま製品自体の不良が重なっただけ」と言うことが判明しました。
「CDが演奏できない」というのは、搭載されているコントローラーの問題によるものでした。不良品を一度「ノーマル」に戻しテストしましたが、症状は改善しませんでした。取り外した部品を使って「CDを再生できる個体」をKAIにしてテストした所、問題なくCDが再生されました。
「2層式ディスクがフリーズする」という症状に関しては、同じソフトを購入しテストした所「問題なく再生」されました。しかし、念のためフリーズするソフトを他のXV−A550で再生した所、問題なく再生されましたので、「2層式ディスクがフリーズする個体」をやはりノーマルに戻しテストした所、問題なく再生されたため「改造前の個体の不良」ないしは「テストに供された2層式ディスクが、製造工程での誤差が過大であった」と思われます。
「2層式ディスクがフリーズする個体から外した部品」を良好な個体に移植して「KAI」モデルを作った所、「症状は改善」していました。
「特定のDVDディスクが再生できない」という問題も、やはり上記のように「たまたま個体との相性が悪かったため」という結論に達しました。
今回のXV−A550/KAIが「AIRBOWが手がける初めてのDVDプレーヤー」ということと、「電源に大幅な改造を行っている」という二点から、「我々が予期せぬ欠陥が生じている可能性」を確認するため、慎重に動作の安定性について検討を加えました。
何台かのXV−A550とXV−A550/KAIを比較テストしましたが、改造による問題は全く発生しませんでしたので、「改造による欠陥はなかった」と判断し、販売を再開します。
作動の安定性が確認されるまで、ながらくお待たせいたしまして申し訳ございませんでした。