ヘッドホンアンプ

HD51/KAI

ダイナミック型ヘッドホン専用アンプ

生産完了モデル

商品名 発売時定価(税別) バージョンアップ
HD51/KAI
\68,000
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コンセプト

2003年2月末、その音質が大好評のダイナミック型ヘッドホンアンプ[CEC　HD51］をベースに音質を更に向上させた[AIRBOW　HD51/KAI]を発売します。
ベースモデルとなったHD51は、すでに十分な「音の細やかさ」を実現していましす。その「音の細やかさ」をさらに改善し「耳に息がかかる！」と感じさせるほどほどの極端なまでの高解像度な音質も実現可能でした。しかし、そのような音質カスタムでは、「聴いた一瞬」はハッと思っても長時間聴くと必ず疲れてしまいます。
なぜなら、別ページの「音楽について」の「時間と空間」の章で述べているように音楽を楽しむためには「音（音の細やかさ）の変化」だけでなく「空間（音の広がり）の変化」がバランス良く伴うことがとても重要です。
つまり、「一日中・一晩中でも音楽を楽しんで頂くため」には「一瞬芸のような高性能」に偏らず、「時間と空間の変化」や「音の細やかさと音色のバランス」が整っていることが大きなポイントとなるのです。耳のそばで鳴らす「ヘッドホン」のためのアンプだからこそ、心を込めて入念に仕上げました。
［HD−51/KAI］で目指した音質は「ヘッドホンを忘れさせる自然なサウンド」。一日中聴き続けても「ヘッドホン」をみじんも意識させない「広がりのあるサウンド」です。
そのためかHD51とHD51/KAIを比較しても、他のAIRBOW製品のように［瞬間に全然違う！」というイメージはあまり感じないかも知れません。しかし、HD51/KAIを5〜10分ほど聴いてからHD51に切り替えると！その差は歴然と分かるはずです。ノーマルモデルでは「音」としてしか聞こえなかった音楽が、KAIモデルでは「良い音楽として心に直接響くのが感じられる」はずです。
ただの「音」をすばらしい「音楽」に変えてしまう、魔法のようなヘッドホンアンプが［HD51/KAI］なのです。　ヘッドホンを掛けて音楽が流れ始めた瞬間に、きっと「胸が熱くなる」と思います。

AIRBOW　HD51/KAIの特徴

カスタマイズメニュー

  • 電解コンデンサーの機能を強化するため超高音質フィルム・電解コンデンサーを使用して電源回路をカスタマイズ
  • クリーンで強力な電源を供給するためパーツを変更、ノイズの低減とレギュレーションの向上を実現
  • 入力されたソースの音質を損なわないように信号経路の抵抗を超高音質品に変更
  • 外観の差別化のためブルーのＬEDをホワイトに変更

音質の改良点

音楽を生々しく楽しむために「良い音を聞く」というイメージから「良い音楽を聴く」という感覚に少しでも近づけるよう、楽器を扱うような丁重さで一つずつの部品を丹念に聞き込みながら、極限まで音質をカスタマイズ（調律）しています。
楽音の細やかな変化をよりリアルに表現できるよう、音色の繊細さと空間の透明度を大幅に向上させています。
オリジナルではやや控えめだった「低音の量感」を増強したことで、ヘッドホンの存在を感じさせない「自然な音の広がり」が得られ、長時間のリスニングにも決して聴き疲れすることのない「自然な音質」が実現されました。

ベースモデルと共通の特徴

  • 独自のLEF回路を搭載した純A級動作（ヘッドフォン出力）
  • 広範囲なヘッドフォンに対応（インピーダンス32〜2000Ω）
  • 同時に2台のヘッドフォンを使用可能
  • スピーカー出力装備（インピーダンス4〜8Ω）

主な仕様

入力感度（RCA） ヘッドフォン部　3.15V
スピーカー部　1.3V
入力感度（XLR） ヘッドフォン　2x1.58V
スピーカー　2x650mV
周波数特性 10Hz〜100KHz以上/±3dB
全高調波歪率 0.01％（−80dB）
S/N比 ヘッドフォン部　95dB
スピーカー部 　90dB以上/1W
定格出力 ヘッドフォン部32Ω　0.38W/200Ω　0.135W
スピーカー部8Ω　8W
負荷インピーダンス スピーカー4〜8Ω
ヘッドフォン32〜2000Ω
推奨インピーダンス 200〜600Ω
入力端子 1系統（バランスx1、アンバランスx1）
出力端子 ヘッドフォン出力2系統（6.3mm・3.5mm）x2
スピーカー出力x1
電源 100V、50/60Hz
外形寸法 217（W）x 308（D）x 59（H）mm（レッグ・端子含む）
重量 2.1kg（本体のみ）
付属品 ACコード、RCA-ミニプラグ変換コード 　取扱説明書、保証書
カラー ゴールド

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