真空管プリメインアンプ
Stingray Ultimate
Vintageパーツを組み込み、鳥肌が立つほどの甘美なサウンドを再現
- EL84(Russian NOS)×8
- 6414(GE)×2
- 12AT7(Mullard)×2
商品名 | 希望小売価格(税別) | 試聴機貸出 | バージョンアップ |
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Stingray Ultimate | ¥910,000 |
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- Sprague Vitamin-Qをカップリングに使用!!最大出力:32W×2(UL Mode)、18W×2(Triode Mode)
真空管アンプでなければできない音作りを目指しました
最近は、アンプまでもがデジタル方式に変わりつつあります。確かにデジタル回路は効率が高く、歪みが少なく、音も決して悪くありませんが「色気」や「潤い」はアナログの雰囲気には及びません。
逸品館オリジナルアンプの第一号機「玲」は6L6Gシングル真空管アンプでしたが、それは何より再生される音楽(特にボーカル)の雰囲気の濃さを重視した結果なのです。小さなボディーに考えられないほどの高額なパーツを凝縮して作り上げた「玲」は、20万円を超える高額にもかかわらずお客様から高い評価を頂戴し、その後のアンプ作りの自信を私に与えてくれました。
今も色あせない「玲」の音質の決め手は、選び抜いた真空管とコンデンサーです。「玲」の初段管には軍用Mullard 12AX7(CV4004)を使い、出力管にはGE(General Electric)の6L6LGCを選んでいます。カップリングには大昔に生産が完了したVintage品のSpragueのVitamin-Qを使いました。今回のStingrayのカスタマイズでも、初段管に入手が難しい軍用Mullard(CV4024)を使い、カップリングも手持ちのVitamin-Qを使いました。このような二度と手に入らない貴重なパーツをカスタマイズに惜しまず投入したのは、Vintageパーツを使った真空管アンプでしか出せない音を現代に蘇らせたかったからなのです。
大型真空管アンプに匹敵する余裕あるサウンドを実現しました
Stingrayに使われている出力管はEL84(6BQ5)という外観からは力強い音が出そうにない非常に小さい球です。しかし、小型の真空管は比剛性が高く、適切な回路とパーツを与えれば驚くほどパワフルで厚みのある音が出ます。EL84をパラレル・プッシュで使うStingrayは32Wという十分な出力を発揮し、その音にはアンプのサイズからは考えられない迫力とスケールが感じられます。
Stingray Ultimateはこのスケール感をさらに伸ばし、瞬発力を高めるためManley(Stingrayの製造を行う、業務用真空管音響機器で有名なアメリカのメーカー)オリジナルコンデンサーを除く、ほぼすべてのコンデンサーを交換しています。特にカップリングのテストでは、Luxman往年の名器に使われていた「NTK」のフィルムコンやCounterpointが SA5000に使っていたフィルムコン、SpragueやPhilipsのフィルムコンデンサーなど手持ちの良い物をすべて試しましたが、私がVintage Soundと感じる「玲」の持つねっとりとしながら透明感も兼ね備えた「独特な空気感(雰囲気感)」を出すためには、秘蔵のVitamin-Q(Spragueのオイルコンデンサー)以外見つけられませんでした。
Vintageパーツを惜しみなく組み込んだStingray Ultimateは、一音が出た瞬間リスナーが感動で鳥肌を立てるような深みと、味わいのある音に仕上がっています。力強く厚みのある低音と滑らかでコクのある中域、芯のある高音のどれもがVintageパーツを使った真空管アンプでしか出せない音です。滑らかで柔らかいのに、すきっと立ち上がる高域。生演奏より生々しく、艶めかしい中域。体が震えるような圧力感が伝わる低域。録音された以上の音楽を引き出す、アナログの能力。デジタルが忘れ去ったもの。それがStingray Ultimateには宿っています。
※Stingray Ultimateは付属するリモコンで入力の切り替え、音量/左右バランスのきめ細かな調整、消音、表示ランプの明るさ調整が可能です。リモコンは赤外線と無線が切り替えられ、見通しの悪い場所でもお使い頂けます。
主な仕様
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付属品のワイヤレスリモコン(左) |