真空管プリメインアンプ
TRV-88SER Vintage
生産完了モデル
Vintageは名ばかりではない 真空管アンプにしか出せない音を聞かせます
- 専用電源ケーブル(AIRBOW KDK-OFC/2.0m)付属
- ノーマルからのバージョンアップ品は、写真と外観が異なります。
商品名 | 販売価格(税込) | 試聴機貸出 | バージョンアップ | 満足度保証 | 2年保証 | |
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TRV-88SER Vintage | ¥288,000 |
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本物の真空管アンプを目指して作りました
真空管アンプの音が「暖かい」のは、「音の角が丸いだけ」なのかも知れません。音に「艶を感じる」のは、「過剰な響き」のためかも知れません。TRV-88SER Vintageはそういうまやかしではない真空管の滑らかな音と響きの美しさ、トランジスターアンプの持つワイドレンジで細やかな音質の両立を目指しました。このアンプは無機物を有機物に変えるように、音楽信号に暖かな命を与えます。トランジスターアンプとはひと味違う、「Vintageの味わい」をこのアンプは持っています。 TRV-88SER Vintageは、外観に通常モデルとは異なるTriodeの新色(レッドブラックメタリック)を採用し、オーナメント・バッチをAIRBOWに変更して50台をTriodeが特別に生産します。TRV-35SE Dynamiteでご迷惑をお掛けした小音量時の音量調整の改善や、ワイヤレスリモコンによる音質調整への対応など機能面でも改良が加えられ、さらにMMカートリッジ対応フォノイコライザーアンプを搭載し、レコードもお楽しみいただけます。
高音質と同時に長寿命を実現しました
真空管は消耗し、音質維持のために交換が必要なことはよく知られています。使用する真空管をベースモデルより寿命の長い品に交換しているTRV-88SER Vintageでも1日当たり2時間のご使用で早ければ3年、遅くとも5〜10年で真空管の交換が必要となります。あまり知られていませんが、オーディオ製品で最も消耗が激しいパーツは「電解コンデンサー」です。電解コンデンサーは、内部に充填される電解液が蒸発(ドライアップ)することで本来の性能を失い、細かい音が出なくなる、音の輪郭がぼやけてしまう、ノイズを発生する、などの問題を引き起こします。低温で動作するトランジスターアンプならそれほど問題はありませんが、熱くなる真空管アンプ(純A級トランジスターアンプも同様です)は電解液の蒸発が激しく、アンプの寿命を縮めます。
ベースモデルのTRV-88SERを含む通常のオーディオ製品では、入手しやすく種類も豊富な使用上限温度85℃の電解コンデンサーが使われます。TRV-88SER Vintageは高温になりやすい真空管アンプの特徴を考慮し、すべての電解コンデンサーを高温時の耐久性に優れる105℃対応品から選びました。TRV-88SER Vintageの寿命は、計算上30年に及びます。メンテナンスが難しい、面倒だと考えられることの多い真空管アンプですが、真空管のメンテナンスさえ怠らなければ高音質を長期間維持できるという優れた特徴を持っています。
PC/ネットワーク・オーディオとベストマッチします
TRV-88SER Vintageは、入力される信号を「音楽に変換する力」を持っています。例えばAIRBOW SA8004 Studioとの組み合わせでもCDがSACDのようにきめ細かく滑らかで、高域がスッキリと伸びやかに聞こえますが、これは真空管が共振することで「失われた楽器の倍音が復元」されるからだと考えられます。また音が硬く、広がりや潤いが不足して感じられることが多いPC/ネットワーク・オーディオと組み合わせでは、出力トランスが高周波ノイズを効果的に遮断し、さらに真空管の響きが「点と点を滑らかに繋ぐように働く」ため、まるでアナログソースのような立体感と広がりに富む暖かい音質で音楽が楽しめます。
主な仕様
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<付属のリモコンとケーブル> |