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簡単な機器のセッティング

インシュレーターを使おう

スピーカーだけではなく、オーディオ機器はすべて脚によって支えられています。知る人は少ないと思いますが、オーディオ機器の中には振動を音に変えてしまう、つまりマイクのような部品が沢山入っているのです。スピーカーから出た音が壁や、床を伝わってオーディオラックを振動させたり、あるいは直接オーディオ機器を振動させています。その共振を防ぐために、オーディオ用のインシュレーターを使って、機器を床から浮かすような感じで支えてやりましょう。やはり、音の濁りや広がりが改善されると思います。
とりあえず効果を試すためなら、J1プロジェクトや、AIRBOW/WOOD-BOYなどがお薦めです。あれこれ迷うのがイヤな方は、カイザーサウンドのインシュレーターをお使い下さい。あれこれ悩まなくてすむはずです。クリプトンのブラックメタルシリーズも効果が大きくお薦めです。脚をブラックメタル製に取り替えてみましょう。大きな変化が期待できます。エキスパートな人は、筐体のネジを制振ネジやワッシャーに変えてみましょう。小さな部品ですが、意外に大きな変化があります。

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電源ケーブルも変えてみよう

意外と見落とされがちなのが、電源ケーブルです。電源ケーブルで音が変わるのが信じられないと言う人も未だにいらっしゃるようですが、信じられない話です。入門用としては、AIRBOWのCPSCシリーズがお薦めです。メガネタイプもありますから、ラジカセやミニコンポ、CD−Rや、ゲームにも使えます。そして効果は抜群です。大電力を使う装置には、「S/Aラボ ハイエンドホース」がお薦めです。もっと趣味性を求められるなら、「AET ポセイドン」や「オーラルシンフォニクス・ミッシングリンク・シリーズ」をお試しください。AETは比較的あっさりした表現で、オーラルシンフォニクスはこってりとした音質です。

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ルームアコースティックに挑戦しよう

オーディオの一番大きな、そして一番大事な問題が「部屋の音」です。オーディオ機器を専用ルームに設置できる、恵まれた方は少なく生活空間と共用しなければならない場合がほとんどです。
そのなかで、少しでも音を良くするためには、壁にカーテンをかける、ゆかにウールの絨毯を敷く、などの方法がありますが、やはり画期的なのが、サーロジックのLVパネルでしょう。このパネルは、中高音を乱反射し、低音を吸収するという優れた音響特性を持っています。
部屋の壁一面を柔らかなカーテンで覆い、床には毛足の長い絨毯を敷いて、思いっきりデッドにした部屋にこれらのパネルを必要数入れて、音響を調整すると、あなたの部屋はコンサートルームになります。
ええっ!?それは専用ルームでないと無理ですって!!そんなことはありません。パネルは無理ですが、吸音材なら身の回りに代用となるものは沢山あります。ぬいぐるみ、毛布、タペストリー、座布団、取り外したスピーカーのグリル・・・探せばいくらでもあります。そういう、身近なものを使ってルームアコースティックの変化を体験してください。その効果を確認されたら、逸品館発行のセッティングの冊子をご覧になり、担当者に疑問をぶつけてください。どうしてもダメなときは、セッティングサービスを承ります。